NIST報告書

提供: 911事件を検証する公開討論会Wiki
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きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
NISTに関しては、情報公開法を使って、少しずつデータが公開されてきています。NISTが事件当時からずっと私たちをごまかし続けていたのが、明らかになりつつあります。興味のある方はこちらをどうぞ。 ビル崩壊についての疑問を口にするなら、まず報告書に目を通すべきです。そこからしか話は始まらないと思います。こちらにありますので、読んでみてください。

10秒以下という表現はミスリーディングですね。崩壊が始まるまでにどれほどの時間が経過したかをよく考えて みてください。その時間を含めて「崩壊」に要した時間となります。その間に内部では何が起きていたのか。 陰謀論を主張するかたがたはその手の「意図的なミスリード」をされるので、ぜひそのような表現にまどわされませぬよう、気をつけてください。

私は「信じる、信じない」と、確信をもって言えるほどに、NISTの説明を理解できていない。ただ、これまで自分なりに理解してきたNISTの説明には、論理的な整合性=蓋然性は感じられると思っている。しかし、だからといって、すべて正しいと「信じて」いるわけではない。NIST自身も、間違いはあるかもしれないと思っているだろう。
NIST報告を技術面で検証することを条件にしてきたのは、きくちゆみさんだ。そして童子丸さんの菊池誠批判をもって、菊地誠さんに事実上の挑戦状をたたきつける格好になっている。こちらを参照。

菊地誠さんは、自分は物理学が専門なので、建築学の専門家に入ってもらえたらいいんじゃないか、と言っていた。 そういう点では、建築学的な技術問題を専門外の物理学者に公開質問するのは筋違いな気がする。 そして、童子丸さんは、

菊池教授は長期間にわたって国民の税金から
給料をもらい、国民の税金から研究費を受け
取ってきた立場の人です。私のようないつ路
上で行き倒れになってもおかしくないような
者とは、まるでその存在の重みが異なります。
そんな人のご発言は、日本国民全員に対して
責任を負わねばならないものではないかと思
います。

と、検証責任のすり替えに思える主張をしているが、そうであってもむしろ、菊地誠さんにはこうした挑戦を受けて立ち、公開の場で反証してほしい。

菊地誠さんに求めたいのは、科学リテラシーの立場から911陰謀論を検証することだ。 そして、きくちゆみさんに求めたいのは、菊池誠批判をするのなら、素人だからと言い逃れをせずに、「ZERO」の上映活動などを継続している社会的責任から、自分の主張が科学リテラシーに耐えうるものであると証明することだ。

右のコメントへの補足

重力は下向きに働くが、空気の圧力はすべての方向に作用する。その意味で気体(液体でも)は「力の方向を変える装置」として働く。

ビルが重力によって下に向かって崩壊すると、ビル内部の空気は逃げ場がないため下に向かって圧縮される。しかし、圧力は全方向に働くので、圧縮された空気はビルの壁面を外に向かって押す。その圧力に耐えられずに窓が破れると、空気が横向きに噴出し、その際に室内に置かれたものの一部は(空気に押されて)外に放出される。

同様に鋼材の屈曲などからも水平方向の運動は発生しうる。 つまり、重力による崩壊でビル内から物体が横向きに放出されるのは自然な現象。いずれの場合も水平方向の運動量保存則は成立する。運動量はベクトル量なので、同じ大きさの運動量が反対向きに発生すれば総和は0。つまり、静止状態と運動量は変わらない。水平方向の運動量は、放出された物体や空気・粉塵等の運動量とビル自体が水平に動く分の運動量の総和で、それが0であればよい。

なお、とても重要な注意をしておくと、仮にビルの途中に爆薬が仕掛けてあったとした場合、もともとは静止状態で爆薬が置かれているので、爆発による水平方向の運動は運動量保存則に従い、総和は0でなくてはならない。したがって、爆薬を使ったとしても、「一方向にだけ巨大な運動量が発生する」ことはありえず、飛び出した物体と残されたビルの水平方向の運動量は足して0となる。 つまり、水平方向の運動量保存に関しては、「重力崩壊にしてはおかしい」という根拠がすべて「爆破だとしてもおかしい」と言い換えられるので、運動量保存の観点から「崩壊のしかたがおかしい」ということであれば、爆破もまたありえないことになる


補足情報として提供する。こちらでは、NISTがそれらの「公式説」への疑問にも応えている。

崩壊時間に関する部分だけ要約すると、

  • WTC7の崩壊には5.4秒かかり、自然落下の3.9秒よりも40%長かった。
  • 崩壊は3つのステージからなり、最初のステージが長くなった主な原因。
  • この最初のステージは、北面、低層階の外装カラムの屈曲を相当している。
  • 第2ステージは、ほぼ自由落下状態だったが、これは下部のサポートがほとんどない状態となっていたから。
  • これらは、構造解析モデルの結果ともよく一致している。

(注)第2ステージは、なぜほぼ抵抗がなくなってのか、などの解析内容は報告書内にある。

これを見て、「NISTも自由落下を認めた」と当初色めき立った人たちがいたようだが、もともと自由落下=制御崩壊という等式が成り立たないことをこの報告書は示している。仮にその等式が成り立つなら、WTC1/2は自由落下よりも崩壊時間が長かったのだから、制御崩壊ではないことの証明になってしまう。報告書に疑問をいうなら、まずきちんと読むべきだ。きくちゆみさんも、間違っていたら申し訳ないが、その発言からは読んでいるとは思えない。

きくちゆみさんが信頼をよせているらしい童子丸氏は、さすがに読んではいるように見える。 こちらを参照。 ただし、曲解、ご都合主義理解、誤謬ばかりなので、きちんとは読めていないように思う。少しだけ例を挙げておく。

ここの、

なんで重力でものが横に飛ばな
あかんねん??(童子丸さん)

外枠の内部に入りきらない物体が大量に落下してくれば、外枠はどういう方向の力を受けるのか、これは小学生でも想像できそうなこと。

ここの、

垂直下向きにしか働かない重力
が水平方向の運動量に化けるこ
となど100%ありえない。
(童子丸さん)

高校1年生の物理の基礎すら理解できてない。 玉を斜面に置いて下さるだけでこれが間違いだと分かる。彼が正しければ転がらないはず。こういうレベルの話でこちらのサイトは埋まっている。

NISTがビルを崩壊させるコンピュータシュミレーションをつくるためにデータを改ざんした、というケビン・ライアン氏の証言があります。燃料を倍に、火災にさらされた時間を倍に、という具合です。彼はNISTが科学に基づかないことをやっていると内部告発し、アンダーライターズ研究所を辞めさせられています。 ケビン・ライアン氏の証言は内部告発か?Kevin - Steel expert? こちらの中に、「アンダーライターズ研究所」=UNDERWRITERS LABORATORIES INC.(U.L.)の見解が載せられている。
U.L.'s Fire Protection Division has
assisted NIST in its investigations
regarding the collapse of the WTC
towers.
However, Mr. Ryan was not
involved in that work and was not
associated in any way with U.L.'s
Fire Protection Division, which
conducted testing at NIST's request.
Rather, Mr. Ryan was employed in
U.L.'s water testing business,
Environmental Health Laboratory,
in South Bend, Indiana.

ライアン氏は、NISTとのWTCビル崩壊に関する共同研究には携わっておらず、水質検査の部門にいたと言っている。また、

...Mr. Ryan wrote the letter without
UL's knowledge or authorization.
Mr. Ryan was neither qualified nor
authorized to speak on UL's behalf
regarding this issue. The opinions
he expressed in the letter are his
own and do not reflect those of
Underwriters Laboratories Inc...

と、彼の見解は彼独自のものであって、ULの見解を反映していないと述べている。 どちらが真実を語っているかは分からないが、少なくともライアン氏がNISTとの合同調査をした部署にいなかったことは確かなようだ。ライアン氏が「調査に関わっていた」というのなら、その証拠を提示しないといけない。ULが言うように、ライアン氏が調査に関わっておらず、同じ会社にいただけだったとしたら、その発言は「内部告発」とは言えない。

Mike Walter氏はNISTの人ではない。Mike Walter氏は幻を見たのか。それとも、陰謀加担者だというのか。
NISTの虚構と非科学性、そして、菊池先生へのご質問

2011/2/21

きくち/童子丸/西牟田


911事件の解明で最も責任を負うべき立場にあるのが、WTCツインタワーと第7ビルの崩壊原因を調査し報告書をまとめたNIST(米国国立標準技術院)です。ツインタワーの崩壊は世界中に激しい衝撃を与え、それが「イスラムテロの結果である」と伝えられることで、対テロ戦争が正当化されたからです。

さて、そのNISTが公表したWTCツインタワーと第7ビル崩壊原因の調査報告、およびそれを補足する説明には、虚構と非科学的な記述が数多く認められます。911事件に対する米国政府の説明で、最も中心にある報告書が、虚構と非科学であることは、米国政府の説明全体に対して深刻な懐疑をもたらすものです。

ここでは、まず、NISTの研究と報告に見る虚構と非科学性について具体例の一部を指摘します。次に、それに関して菊池先生にぜひおうかがいしたい点について、述べたいと思います。


(以下、参考資料) ツインタワー崩壊に関するNISTの最終報告書 [1]

上記報告書を補足するFAQ [2]

第7ビル崩壊に関するNISTの最終報告書 [3]

上記報告書を補足する論文「Global Structural Analysis of the Response of World Trade Center Building 7 to Fires and Debris Impact Damage」 [4]


(1)研究と報告自体の重大な不備と怠慢

ツインタワー崩壊に関する最終報告書では、NISTがタワーの崩壊開始寸前までの時点しか研究を行っておらず、崩壊途中や崩壊直後の出来事についてはほとんど何の具体的な研究が行われていない。これは「崩壊開始に関する報告書」ではありえても、決して「崩壊に関する報告書」ではありえず、明らかな虚偽の報告である。


(2)火災の温度について

ジェット燃料などの炭化水素が燃える場合、完全燃焼をすればおよそ1000℃に達する。しかし不完全燃焼の場合、1000℃前後に達することは決してありえない。NISTは、ツインタワーの火災が不完全燃焼であることを知りながら、室内の炎の最高温度を1000℃~1100℃としている。これは明らかな虚偽である。

(参照) [5]


(3)第2ビル崩壊開始直前に見られる溶けた金属に対する虚構と非科学

NISTはそのFAQで次のように述べている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

NISTは、この溶解した物体が飛行機のアルミニウム合金であったと結論づけた。なぜならアルミ合金は(合金の種類によるが)475℃から640℃の間で融解することが知られているからである。それは火災の付近で予想される温度(およそ1000℃)よりも十分に低い。アルミニウムが通常の火の温度で燃え上がるとは予想できないし、タワーから流れ出ている物体が燃えていたことを示す現象は何も見えない。

液体になったアルミニウムの流れは銀色に見えるかもしれない。しかしながら、その溶けた金属が、熱く部分的には燃えている大量の固体の有機物質(例えば家具やカーペットや間仕切りやコンピューター)と混ざっていたことは十分にありえた。それはオレンジ色の光を放つことができる。暖炉で燃える薪にずっと近いものである。見えた色はまたその表面でスラグが作られることに影響されたものであったのかもしれない。 (2006年8月「よくある質問に対する回答」、質問11に対する回答より)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは明らかな虚構であり極めて非科学的なものである。彼らは、溶けたアルミニウムに有機物が混ざった場合、実際に第2ビルで観察できる状態で流れ落ちることができるのかどうか、実験も行ったことがなく何の実証的なデータも示していない。

(参照) [6] [7]


(4)WTCツインタワーと第7ビルの崩壊跡地地下にあった異常な高温に対する虚構と非科学

崩壊跡地の地下で異常な高温が見られた。映像資料からオレンジ~黄色に輝く鋼材が確認される。ただし「溶けた鋼鉄」自体を映像資料で確認することはできず、証言があるのみだが、ただ少なくとも1000~1200℃に達する温度が存在したことは確認できる。NISTはこの問題に対して、非常に奇妙な態度に終始する。

NISTのジョン・グロス教授は、証言があること自体を否定したが、これは明白な虚偽である。一方でNISTは、そのFAQで次のように説明する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ある特定の状況の下では瓦礫の中にあった鋼鉄がビル崩壊の後に融解したことが考えうる。瓦礫の中にあった溶解した鋼鉄はすべて、ビルが立っていた間の火災や爆発に短時間にさらされたというよりも、瓦礫の山の中に含まれる可燃物に長時間さらされていた結果としての高熱によるものである可能性が高い。 (2006年「よくある質問に対する回答」、質問13に対する回答から)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

奇妙なことに、このFAQでは「溶解した鋼鉄」を認めているようだ。

そしてそれが「瓦礫の山の中に含まれる可燃物に長時間さらされていた結果としての高熱」によるものとする。これは非常に問題だ。「瓦礫の山の中に含まれる可燃物」は有機物以外に考えられず、それが酸素不足の地下でくずぶる温度なのだから、600℃を超えるとは考えがたい。

熱のエネルギーは、温度の高いところから低いところに一方的に流れ、その逆は起こりえない。NISTは熱力学の法則すら平然と破る。この虚構と非科学は覆いがたいものである。

(参照) [8]


(5)第7ビル崩壊のシミュレーションに見る虚構と非科学

NISTは2008年8月に、第7ビル崩壊に関する最終報告書を公表し、同時に一般向けの説明として崩壊のコンピューターシミュレーションを含む説明を公開した。ただし、この説明のページは現在「Not available」となっている。ただ、次のサイトではそのシミュレーションの一部がコピーされている。 [9]

それによると、第7ビルはまるでコンニャクのように上のほうがねじれゆがんだ姿とされている。これは事実をまったく反映しない大嘘である。(この最後の場面は最終報告書の表紙を飾っているので誰にでも確認できる。)

また、その最終報告書を補足する研究論文も公表された。そこにあるシミュレーションは惨めなほどに捻じ曲がる第7ビルの姿となっている。次のサイトの下の方にあるコピーを確認し、論文の原図を確かめてもらいたい。 [10]

これらは、でたらめであり、事実からどれほどかけ離れていても「研究成果」として発表するNISTの非科学的(というよりはむしろ反科学的)な姿勢が、誰の目にも明らかに現れている。


以上のように、911事件に対する米国政府の見解の中心にあるNISTの説明に、虚構と非科学が含まれることは明らかです。ただ私たちは、科学研究の専門家である菊池先生ご自身が、このようなNISTの奇妙な態度に対して、具体的な形でどのようなご見解をお持ちなのか、残念ながら知ることができませんでした。

そこで、菊池先生に次のようなご質問をいたしたいと思います。


①菊池先生は、「NISTの言うことが全部正しい」とお考えでしょうか、それとも「NISTの言うことが全部正しいわけではない」とお考えでしょうか?

※以下は、「NISTの言うことが全部正しいわけではない」とお考えの場合にのみ、お答えをいただきたい質問です。

②もし「NISTの言うことが全部正しいわけではない」とお考えなら、具体的に、どのような点が「正しくない」とお考えでしょうか? 

③上に私たちが5点指摘しましたNISTの発言と態度を、菊池先生は科学的とお考えでしょうか、それとも非科学的とお考えでしょうか?


以上の質問に対してのお答えをお待ちしております。

火災の温度は一般にセ氏1000度に達する。これは経験則として知られている。「(標準)火災温度曲線」というものがある。だからツインタワーでセ氏1000度に達したとして不思議はない。ただし、NIST はタワーの条件を考慮して、当時の観察結果、オフィスの実物大模型の燃焼実験、コンピュータシミュレーションを行なった結果として火災階の上層部ではセ氏1000度に達したと推定している。それが報告書の5番目の付属報告書の内容である「タワーの火災の再現」だ。根拠なく1000度という数字を出しているわけではない。この点はすでにこのWikiで指摘されている(「ツインタワー(WTC1/2)」の「全般」の「”ノート4:ツインタワー「火災の熱」について”の問題点」をみよ)。不完全燃焼=火災の温度が低いという判断は成り立たない。

テキサス大の講演の質疑応答でジョン・グロス教授は溶けた鉄のプールがあったという話を聞いたことがない、知らないとはいっている(参考ビデオ)。グロス教授が「証言があること自体を否定した」といえるには、彼がそのような証言を聞いたという根拠を示さなければならないはずだ(愚かな陰謀論者を軽くあしらった感もあるが)。グロス教授が溶けた鉄のプールの存在について否定したとはいえるが、証言自体を否定したこととは意味が違う。なお、質疑応答のビデオに出てくる証言は編集で付け加えられたものであって質疑応答のときグロス教授はみていない。ビデオの制作者自身(=質問者)は「圧倒的な物的証拠と目撃証言にもかかわらずこの事実を否定した」とまとめているにすぎない(ソース)。おそらく思わず「証言があること自体を否定した」と書いてしまったのだろうが、これもビデオを使ったはからずもの印象操作の結果だろう。


「(4)WTCツインタワーと第7ビルの崩壊跡地地下にあった異常な高温に対する虚構と非科学」について。NISTのFAQ13の回答が想定しているのはFEMA報告の附録Cに取り上げられた鋼材から採取された2種類の試料片に関することだ。童子丸氏もそう考えているはずだ(ソース)。附録Cは試料片の浸食(erosin)はセ氏700~1000度までを示すものだといっている。鉄の融点の約1600度より低い。ところが「奇妙なことに、このFAQでは『溶解した鋼鉄』を認めているようだ。」と説明している。鉄の融点の温度を示唆しているわけだ。このコメント欄では附録Cには言及していないが、これは附録Cの内容を偽って示していることになる。附録Cの説明に誤りがあると指摘するなら良いがそれはしていない。なお、この説明がよりドギツクなされているのが、すでにこのページで紹介されている 阿修羅のページの「(4)WTC地下の『溶けた鋼鉄』問題について」だ。