磯部モデル

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きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
磯部さんのモデルは、他の誰よりも(米国政府の説よりも)ツインタワーの崩壊をうまく説明できていると思います。残念なのは、磯部説でさえ、ツインタワーの110階のコンクリートフロアーが瞬間的に微粒子パウダーになってしまったこと、3週間後も溶けた鋼鉄が存在していること、人骨が米粒の大きさになってしまったこと、などが説明できないことです いずれも磯部モデルが対象としている問題ではないので、そういう問題で磯部モデルを批判するのは単なる筋違い・見当違い。

巨大な位置エネルギーが解放されたので、コンクリートが粉塵になっても不思議はないでしょう。人骨が粉々になってはならない理由もないのでは。いっぽう、融けた鋼鉄はそもそも実在しないのではないでしょうか。まずは融けた鋼鉄が存在したことを証明するべき

磯部大吾郎さんの見解
地中で高温の鋼がくすぶり続けた話や,コンクリートや人骨が
パウダー状になった話は,私は決して専門家ではありませんが,
十分に説明がつく話だと考えております.
燃焼学の専門家に聞いたところ,酸素が十分に供給されない状態
での燃焼(不完全燃焼)では,長時間くすぶり続けることはごく自
然な現象だそうです.
火の付いた炭が翌日になってもまだ火が付いていた,ということ
はよくありますよね.燃焼する材料が十分にあれば,それが数日
間~数週間の間燃焼し続けるのは十分に考えられるそうです.
また,地上数百mの高さからコンクリートや鋼材,人骨がもみく
ちゃになって降ってくるわけですから,それらがパウダー状にな
るのは当然だと思います.
実際,コンクリートの圧壊実験をやってみると,数トン~数十ト
ンの負荷でコンクリートは簡単に粉々になります.
これは,うちの大学では学生実験でも行っていますので,この現
象は学生でも知っています.
我々が行った数値シミュレーションは,上記の現象を解明しよう
と思って行ったものではありません.
科学者として,専門ではない分野のことに対しては慎重に意見を
述べるべきだと思い,単に明言を避けていた次第です.

そもそも磯部さんのモデルは、そうした現象まで説明しようとしていない。 どれだけ研究しても、細部の謎は残るだろう。しかし、「制御解体の確たる証拠」になる論理、証明もまた見あたらないように思う。 あれだけの重さの物があれだけの高さから落下したエネルギーは、巨大な爆弾にも相当するのだ。

磯部さんとゲイジさんはご面識があるので、専門家同士としてそのようなことが可能だと思います。 911事件の真相追求は、予見を排して公開資料、公式発表を分析する、磯部氏がやっているような研究を地道にサポートするなどしていかないか?
爆発物を使わない崩壊の一番もっともらしい説明は、NISTではなくて、筑波大の磯部さんのモデルです。しかし、その磯部モデルでも、3週間たっても地下に溶けた鋼鉄があって高熱を発しつづけているという現象が説明つかないのです。 磯部モデルはその部分となんの関係もないので、「融けた鋼鉄」の話で磯部モデルを批判するのは単なる筋違い。

「融けた鋼鉄」はそもそも実在が疑われるので、まずは実在を証明するべき

そうでしょう。NISTはビルが火災で崩壊した、という結果をシュミレーションで得るために、データを改ざんしなくてはなりませんでした。

燃料を倍にしたり、火災の時間を倍にしたり。アンダーライターズラボでNISTの研究委託を受けていた主任研究員のケビン・ライアン氏が、内部告発して辞めさせられています。 ほとんど何も知らないし、いまだに謎が多いと思います。 だからゼリコウ氏ではなく、ブッシュ政権の息がかかってない人たちによる再調査を要求しています。 こちらを参照。

菊池誠『科学と神秘のあいだ』の引用

<巨大ビルの崩壊っていうのはとんでもなく複雑な現象で、コンピューター.シミュレーションで解析するにしたって、とてつもなく大変だ。 物理法則に反するなんて言い切っちゃっていいのだろうか。 もっというと、僕たちはあれだけ巨大なビルの崩壊について、いったい何を知っているといえるのだろうか。>

NISTのシミュレーションについては、こちらこちらで知ることができる。

日本の大学でも研究している。 こちらでも紹介しているように。 こちら[1]を参照。

「磯部説」について

ツインタワー崩壊についての磯部大吾郎筑波大准教授の研究は、非常に簡単にまとめてみると、巨大な圧力をかけられていたツインタワーのコアの支柱が、飛行機激突の損傷(おそらくこれには崩壊 開始以後の損傷も加わるだろう)のために上からの圧力を失い、コアの支柱がバネのように伸び上がり、その結果、鋼材同士の接続が全面的に極めて脆弱化した結果として破壊された、というものだと私たちは理解しています。これは「支柱バネ」説とも言われているようです。そしてこの仕組みは実際にビル解体に応用されているそうです。

しかし、いま私たちは、この磯辺説自体については、何か特別に語れるようなものを持っていません。実際にこの支柱バネを応用したビル解体が、どれほどツインタワーの崩壊に類似しているのか、あるいは類似していないのかを示す資料を持っていないからです。また、ツインタワーの崩壊途中で起こったさまざまな特徴ある現象(たとえば[2]で具体的に示される)について、磯部准教授 が自分の説を使ってどのように説明してくれるのかも知らないからです。しかし、それはやはり非常に興味深い注目すべき仮説だろうと思います。

ただこの説は、FEMAやNISTなどの説明とは異なる原理に基づいているように思います。磯辺准教授ご自身、FEMAやNISTの説明に対する疑問を持っているように思えます。

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(引用は [3] p5より)

なぜ完全に崩壊してしまったのか?

進行性崩壊時に落下部の質量が増大するとはいえ,周辺部に相当量の埃や構造物が散らばり,運動エネルギーに関わる質量は飽和したはずである.また,下層になるにつれ柱の強度が増したはずで ,どこかの階層で持ち応えるか,少なくとも落下速度を 抑えることができたのではないか.


なぜ崩壊速度は自由落下速度とほぼ同じだったのか?

ビデオ映像によると,WTC1,2,7ともに自由落下速度とほぼ同じ速度で崩壊している.部材耐力が少しでも残っていれば,そこで運動エネルギーが費やされ,落下速度が減少するはずである.爆破解体説やミサイル攻撃説が未だに根強く残っているのは,この疑問が残っているからである.ちなみにFEMA,NISTの報告書ともにこの問題に関する見解は記されていない.

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磯辺准教授を別にすると、以前からNISTの説明を批判してきた私たちの以外に、NISTの言うことの何が正しくないのか、どの点が事実にそぐわないか、という点について具体的な形で指摘する人には、いまだに出会っていません。NISTによるツインタワーの崩壊原因の研究は911事件に対する公式な説明の中心部分であり、結果として社会的に巨大な影響を与え続けたものです。磯辺准教授の研究に関心を抱く人には、ぜひ、NISTの言うことの何が疑問なのか、どの点が事実にそぐわないか、という点について具体的な形でお考えになっていただきたいものだと思います。